セクシーペルシャゴリラ

就活メスゴリラがセクシーペルシャゴリラになるまでの道のり

俺が信じるお前が信じる合コンを信じろ

私は合コンを信じていない。

過去5戦5敗。勝ち点0。このままじゃグループ最下位で敗退だ。クゥ〜!

 

友人「そういえば合コンどうだった?」

私「う〜んなんか微妙?やった!笑 合コンなんて行くもんちゃうで!」

 

なにが「う〜んなんか微妙?」だ。相手の男性からすれば女子大生と合コンって聞いて来たのに蓋開けてみれば猫ひろしみたいなちっちゃい女がモソモソ飯食って酒飲んで帰ってっただけだ。怖かっただろうな。メンゴ!

 

私はそもそも極度の人見知りなうえガッチガチの処女である。

ただでさえ初対面の人と話すのが苦手なのに男、しかも恋人探しに来ているような男と楽しくおしゃべりできるわけない。どうにか会話せずに、でも会話がない状態を不自然に感じさせないようにするため、異様に時間をかけてお通しをモッチャモッチャ食ったり、虚空を見つめて物思いにふけってるふりをしたり、ドリンクメニューを30回くらい読むなどの工夫をこらし、なんとかその場を切り抜けようとしてきた。とはいえ普通に切り抜けられてないので合コン中に男性陣から「わらこちゃん、楽しい?w」と聞かれるという不祥事が何度か起こった。「え〜楽しいですよ・・・ほんと・・・めっちゃ楽しいです・・・」楽しいわけねーだろ。『釣瓶の家族に乾杯』見てる方がよっぽど楽しいわ。

 

ある合コンで、気を利かせた男性が「じゃあ暇なときとか何してるの?」と聞いてくれた。よしきた!趣味の話ならできる。なぜならオタクだから。オタクは自分の好きなものの話題になると途端に饒舌になる。

「そうですね〜!!!!!!!!!!!!!

 漫画読んだり、アニメ見たりしてます!!!」(3989278982600デシベル)

「えっ・・・てことは腐女子?」

ン¨ッ!?なんでですか〜!違いますよお!普通のオタクです!

 ロボットアニメとか好きです!」

「え〜じゃあコスプレとかすんの?

 腕にプリングルス嵌めてガシャンガシャンみたいな?」

 

腕にプリングルス????????見上げたDIY精神かよ。ロボットアニメにどんな偏見あるんだ。でもこの腕にプリングルスマンのおかげで会話は多いに盛り上がり、私も普通に楽しくおしゃべりできたし、お会計を待っている間「わらちゃん、ちっちゃいな!」と頭をポンポンされるという最悪のイベントも発生した。でもこれはなんとか我慢できた。別の合コンで、隣に座った医学部の男に左頬を吸われたことがあったからだ。たぶん皆さん経験されたことないと思うけど、初対面の男に左頬を吸われるのはものすごく体力のいるイベントなので、その後自分に起こるたいていのことが許せるようになります。

 

 

ある日、「合コンなんて行くもんちゃうで」botと化した私に友人が言い放った。

 

「じゃあなんで合コン行くん?お金もったいなくない?」

 

なんで合コン行くん・・・?え・・・?

 

考えたこともなかった。合コンは行くもの。

行かない合コンなんてない。やまない雨はない。でもうまくいった合コンもない。

 

「え〜なんでやろ?やっぱり・・・なんか・・・信じてしまうんやろな・・・

どうせ何もないって分かってるのに、わずかな希望を・・・信じてるんやわ・・。」

 

しどろもどろになりながら本音がでた。そう、私は合コンを信じたい。

でも信じられない。今までさんざん裏切られてきたじゃないか。

腕にプリングルスマン、左頬吸いマン、カクテルウンチクマン、マジで盛りつけがうまい趣味料理マン、「こいつマジで盛りつけうまいから!」マン、頼まれてもないのに意気揚々とサラダとりわけマン、「君ら女子力負けてない?w」マン(死んでくれ)、ラグビー部のデブ・・・いろんな人に出会った。でもそれだけ。出会っただけ。左頬吸われただけ。

 

 

でも合コンを、合のコンを、合同コンパを、信じざるを得ない、信じてもええんちゃうんけ、と思わせてくれる生き証人がいた。二等親以内にいた。

 

私には7歳年上の姉がいる。28歳・個人クリニックの医療事務。

20歳のころに知り合った旦那さん(以下義兄ニャンとする)と同棲を経て交際5年目でゴールイン。太ってたころのPerfume・あ〜ちゃんに似ていたが、現在は山瀬まみに似ている。少しアホ(※トリリンガルのことを「鳥の言葉を解する人」だと思っていた。ちなみにバイリンガルは「倍だから2カ国語喋れる人」←正解!)

 

義兄ニャンは姉より3つ年上の31歳・公務員。

スポーツと福山雅治が好きで、隙あらばマラソンだの釣りだのサッカーだの行ってる。

好物はハンバーグとカレーライス。煮物は苦手(カワイイ♥️)THE BAWDIESのMARCYをお湯で戻したみたいな顔をしている。いまだポケモンGOにハマり中(カワイイ♥️)

 

「お姉ちゃんと義兄ニャンって友達の紹介知り合ったんだよね?」

「いや、合コンだけど。響きが悪いから紹介って言ってただけ」

 

話が違う。

合コンってそんな場所じゃない。

合コンにはお湯で戻したMARCYは来ない。

見たことないもん。

今まで5回は合コン行ったけどお湯で戻したMARCYは来てなかった。

声のデカい坊主の韓国人が来てた。

 

でも姉は合コンで義兄ニャンに出会った。これは真実。

私は思った。合コンを信じてもいいのかもしれない、と。

また裏切られるかもしれない。頭をポンポンされるかもしれない。今度は左頬のみならず右頬を吸われるかもしれない。

 

でも、今度こそ、今度こそ姉にとっての義兄ニャンのような、私の未来の旦那様(Berryz工房)が現れるかもしれない。お湯で戻したMARCYにならいくらでも頭ポンポンしてもらってもいいし、口で言えないようなところだって吸ってもらってかまわない。なんだってする。決めた。週6で合コン行く。

 

 

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